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【双子ママ体験談⑥】妊娠7ヶ月、突然の切迫早産!緊急手術からの入院

こんにちは!
今日は双子妊娠7か月目に体験したことについてお話しします。
切迫早産になった体験について詳しく書いていきますので、
同じような状況にいる方の参考になれば嬉しいです。

切迫早産とその後の生活

妊娠24週3日目:突然の入院と手術

妊娠24週3日目。
この日、検診のために大きな国立病院に転院しました。
双子の体重は600gになっており、順調に成長しているとのことでした。
しかし、私の子宮頸管長が5mmしかなく、すぐに入院して手術が必要と言われました。
普通の人は3cmほどはあると言われ、短くなりすぎている状態でした。

入院手続きや準備は母が一緒に来てくれていたので助かりました。
車いすで病棟まで移動し、朝から受診していましたが、
その日の15時には切迫早産の手術を受けることになりました。

切迫早産の手術は、子宮頚管を縫う手術でした。
下半身麻酔なので意識ははっきりしており、背中から麻酔をされると
足がじわーと温かくなり動かなくなりました。
大きな病院だったのでそこまで不安はありませんでしたが、
急な手術には気持ちが追いついていない部分もありました。

手術中、嵐のオルゴールが鳴っていたので少し気が紛れました。
手術台では裸にシートをかぶせられ、布団乾燥機のような感じで温かく包まれていたので、
うとうとと眠気と戦っていました。

手術は無事に終わり、最低でも一週間は状態観察のため入院となりました。
部屋が空いていなかったため、MFICU(母体退治集中治療室)の個室でした。

※退院近くなった時に、部屋代高くないか心配していましたが、
病院側の処置だったため、特別部屋代は取られなくて安心しました。

妊娠25週2日目:祖父の訃報と入院生活

一週間ほどで双子の体重は一人80g増えていました。
切迫早産の診断でしたが、双子には影響がなく、しっかり育っていることを
再認識できて安心しました。

そして、この日、闘病中で双子に会うまでは長生きすると楽しみにしてくれていた
私が一番に双子に会わせたかった祖父が亡くなりました。

葬儀に参列したかったのですが、状態が安定していないため、
先生からの許可は出ませんでした。
祖父の最後の笑顔と「ひ孫に会うまで長生きする」という言葉が忘れられず、
ただただ一人病室で泣くしかありませんでした。


MFICU(母体退治集中治療室)から大部屋に移動

状態が安定していたので、大部屋に移動になりました。
普段は立ち仕事や家事で忙しいかったので、
入院中は安静にしていることもあり、いつもより双子の胎動がよく感じられました。
毎日モニターで心音を確認するのですが、双子がちゃんと生きている音を聞くと
毎回安心して眠ってしまいました。
もし今生まれそうになると、まだ肺は育っていないため、
ステロイドで成長を早める必要があると言われ、無理せず安静にしようと決心しました。

妊娠25週6日目:初めての院内歩行

エコーで見ると、双子は上下に移動していました。
下の子が子宮の入り口をトントンと叩いているのが見え、
「まだ出てきたらだめだよ」と先生が言うので一緒に笑いました。
経過が良好だったため、院内歩行の許可が出ました。
10日ぶりに外の空気を吸い、屋上に行きましたが、
久々の運動は歩きすぎたのか疲れが早く来ました。

妊娠26週2日目:双子の成長と入院生活の現実

双子はそれぞれ950gになっていました。

大部屋に移ってから、いろいろな妊婦さんと出会いました。
三人目や二人目が双子や三つ子で、金銭的理由から帝王切開の出産時に
不妊手術も一緒にするか悩むお母さん、
上の子がいるため旦那さんの面会ができずストレスがたまっているお母さんなど、
さまざまでした。

私も、双子を出産した後のことを考えながら過ごしました。
どんな服を用意するか、料理中やお風呂中はどこにいてもらうか、夜はどこに寝かすか、
ベビーベッドやチャイルドシートの準備、ファミリーカーの購入検討など、
考えることがいっぱいでした。
また、入院中の書類、傷病手当、高額医療制度、医療保険の請求、産後の仕事、
保育園のことなども頭にありました。

家の購入を検討しているときの流れで紹介していただいたライフプランナーさんに
病院まで足を運んでもらい、今後の人生設計についてアドバイスをしてもらいました。
これからの家族設計をもとに、いくらまでの家を購入できるか、
今かけている保険の見直しなどもしてもらい、
お金の不安は少し解消することができました。

妊娠26週3日目:退院への不安

いよいよ3日後に退院の許可が出ました。
入院するまでは切迫早産を軽く考えていましたが、退院が決まると不安になりました。
切迫早産の手術をしているものの、
いつ赤ちゃんが生まれてもおかしくない状態だと思うと怖かったです。
もし今生まれたら肺の機能ができていないから死んでしまうんじゃないか、
もし生きられても後遺症が残るのか、と不安が募りました。

職場と相談し、産休までは有給消化で休ませてもらうことになりました。
育休後も戻りやすくなるように、しっかりと休んで双子のために万全の状態で
臨みたいと思います。

まとめ

このように、双子妊娠中の切迫早産とその後の生活は、予想以上に大変でした。
しかし、入院中にしっかりと休んで体調を整えることが大切です。
同じような状況にいる方々の参考になれば幸いです。
皆さんもお身体を大切にして、無理せずに過ごしてくださいね。

(免責事項)
このブログに記載されている情報は、一般的な情報であり、
医療的なアドバイスではありません。
ご自身の状況については、必ず医師にご相談ください。
また、2019年の経験をまとめているので現在の状況と変わっていることもあると思います。